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知的障害とは?

2017/06/26

知的障害とはどんな状態でしょう?

知的障害とは、一般的に金銭管理、読み書き、計算など日常生活や学校生活を送るうえで、知的行動に支障があることを指します。

乳幼児期には、同年齢の子どもとの交流が上手くできなかったり、言葉に遅れがあったりして気づかれることがあります。
染色体異常が原因の場合は、早期に発見されることが多いでしょう。

学童期になると、判断力や記憶力などの問題で、通常の授業についていけなくなります。複雑なルールの遊びに参加することも困難な場合が多くなるでしょう。
中学校へあがるときになると、進学先の選択が必要になります。
一般的な職場への就労はハードルが高く、障碍者の保護者やボランティアなどが開設する通所施設で活動する人が多いといえます。
また、日常生活の中での判断を誤ることや、悪意のある人に騙されることがあるので、周囲の人のサポートが必要です。

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知的障害の原因

病理的要因

病理的原因は以下のようなものがあります。
・先天性疾患によるもの
・出産時の酸素不足
・周産期の脳の圧迫などの事故
・生後の高熱の後遺症

ダウン症候群は染色体異常が原因です。

脳性まひやてんかんなどの脳の障害や心臓病などの内部障害を合併している場合も多く、それを重複障害といいます。
染色体異常が原因の場合は知的障害が中度~重度のことが多く、外見的に特徴的な容貌をしているため見た目にもわかりやすい障害といえます。

生理的要因

特に知能が低くなる疾患ではないのに、たまたま知能指数が低くて障害とみなされる範囲だという場合。
また、生理的要因の知的障害がある親からの遺伝、知的障害がない親から偶然に知能指数が低くなる遺伝子の組み合わせで生まれたことなどが原因です。
合併症はないことが多く、知的障害の大部分はこのタイプです。

知能指数による分類

知的障害は知能指数によって判断されます。教育の分野では軽度の子供を「教育可能」、中度を「訓練可能」と分類します。

ボーダー

知能指数は70~85程度で知的障害者とは認定されない。

軽度

知能指数は50~69程度で理論上は知的障害者の約8割がこのカテゴリーに分類される。
本人・周囲とも障害にはっきりと気づかず社会生活を営み、自認がない場合も多い。
生理的要因の障害が多く、若年期の健康状態は良好。

中等度・中度

知能指数は35~49程度で合併症が多数とみられる。
過半数の精神年齢は小学校低学年程度。

重度

知能指数は20~34程度で大部分に合併症がみられる。多動や嗜好の偏りが問題になる。精神年齢は4歳児程度。

最重度

知能指数は19以下程度で大部分に合併症がみられる。寝たきりの場合も多い。しかし運動能力に問題がない場合、多動や嗜好の偏り等の行為が問題になる。精神年齢は1歳児程度。

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