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母親が肥満だった場合、発達障害の子が産まれやすい?!

2017/06/26

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母親の肥満と発達障害の関係

アメリカの研究班が、母親が重度の肥満だった場合、後に子どもが注意欠如・多動性障害(ADHD)などの問題を指摘されることが多かったと報告しました。

社会人口学的要因を調整すると、妊娠中BMI35を超える肥満のあった母の子は、BMI18.5から24.9の通常の体重だった母の子と比べて、感情症状(調整オッズ比2.24、95%信頼区間1.27-3.98)、人間関係の問題(2.07、1.26-3.40)、心理社会的困難の全体(2.17、1.24-3.77)、注意欠如・多動性障害の診断(4.55、1.80-11.46)、自閉症または発達遅延の診断(3.13、1.10-8.94)、言語聴覚療法を受けること(1.93、1.18-3.15)、精神医学的サービスを受けること(2.27、1.09-4.73)、その他何か特別な必要に対するサービスを受けること(1.99、1.33-2.97)の頻度が増えていた。

妊娠中に母親が通常の体重だった場合に比べ、母親がBMI35を超える、比較的重度の肥満だった場合、子どもにADHD、自閉症または発達遅延などを指摘されることが多く、全体として心理社会的発達についての問題が多くなっていました。

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適正な体重増加

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BMI25を超えると肥満とされますが、BMI35以上はかなりの肥満度です。
アメリカと比べると日本の女性でBMI35以上はそこまでいないと思います。

妊娠中の体重増加は、7~12kgぐらいが理想とされます。肥満の人は5kg以内にと言われることもあります。

肥満の妊娠・出産リスク

妊娠中はホルモンの影響などで、体に脂肪を蓄えようとして太りやすくなります。しかし、過度の体重増加はリスクを高めるばかりです。

・妊娠高血圧症候群になりやすい。
・妊娠糖尿病のリスク。
・腰痛。
・妊娠線ができやすくなる。
・神経根閉鎖障害のリスク増加。

肥満のままで出産すると、以下のような様々なリスクが増加します。

・皮下脂肪が産道の周りについて狭くなる。
・微弱陣痛になりやすい。
・児頭回旋異常が起こりやすい。
・難産でお産が長引く。
・出産後の弛緩出血のリスク増加。
・会陰切開、裂傷の傷が治りにくい。
・体重や体型が元に戻りにくくなる。

それに加え、発達障害の子が産まれやすくなるというリスクもあります。

しっかりと体重管理を行い、母子ともに健康に出産できるようにしてください。

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